名古屋のアーチェリー教室 / ToX5ophiliteSトクソフィライツ

「ソフトとハード」

ソフトとハード 〜アーチェリー上達の本質〜

皆さんこんにちは。

今回のテーマは
**「ソフトとハード」**です。


スマートフォンと人間は同じ構造

今や日本では、90%以上の人がスマートフォンを持つ時代になりました。
そのスマートフォンも、ソフトウェアハードウェアの両方が揃って、はじめて本来の性能を発揮します。

実は、私たち人間も同じです。

人は

  • ソフトウェア=意識・イメージ

  • ハードウェア=肉体・筋力・体力

この二つが噛み合って、はじめて高いパフォーマンスを発揮できます。


トップ選手ほど「ズレ」が小さい

一般的に、トップアスリートほど

  • 頭の中のイメージ

  • 実際の身体の動き

この二つのギャップが非常に小さいと言われています。

これは、
イメージが鮮明であることに加え、
そのイメージを実行できるだけの身体が完成しているということを意味します。


アーチェリーは「技だけ」では伸びない

アーチェリーは数あるスポーツの中でも、
技術の比率が非常に高い競技です。

そのため、

「フォームを直せば点数は上がる」
「イメージさえ良くすれば当たる」

と考えてしまう選手がとても多くなります。

しかし、射型を改善するには
イメージの修正だけでは不十分です。

それを再現できるだけの

  • 筋力

  • 体力

  • 身体の耐久性

これらのハードの強化がなければ、フォームは安定しません。

いくらソフトウェアを最新にしても、
古い機種では動きが重くなり、使い物にならなくなってしまいますよね。

人間もまったく同じです。


素引きは「ソフト」と「ハード」を同時に鍛える

弓を引くための筋力をつけるには、
素引きが最も簡単で、かつ効果的です。

素引きはクリッカーを意識せずに引けるため、

  • 身体の使い方の修正

  • 正しいイメージの再構築

この両方を同時に行うことができます。


ソフトとハード、両方のアップデートを

ぜひ皆さんも、

  • イメージだけを磨く

  • フォームだけを追いかける

このどちらかに偏るのではなく、
ソフトウェアとハードウェア、両方のアップデートを意識して練習に取り組んでみてください。


【補足】イメージと身体のズレを体感する実験

イメージと実際の身体の動きのギャップを体験する方法として、
握力計を使った実験があります。

手順

① 被験者と記録者の二人で一組になる
② 被験者は最初に最大筋力で握力計を握る
③ その後、記録者の指示に従いながらランダムに
 「20%・40%・60%・80%・100%」の力をイメージして握る
 (このとき被験者は表示を見ない)
④ 記録者は最大筋力に対して何%だったかを計算し、
 横軸=指示値、縦軸=実測値でグラフ化する

結果

もし完全にイメージ通りに力を出せていれば、
グラフは右上に向かう直線になります。

しかし多くの場合、線はガタガタになります。

※筆者の場合、40%と60%が逆転していました。

このズレこそが、
**「ソフトとハードの不一致」**の正体です。

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