名古屋のアーチェリー教室 / ToX5ophiliteSトクソフィライツ

最近ふと思い出したこと

リーダーシップとオーナーシップ

これは10年来の付き合いのある、かけがえの無い友人との会話から出てきた言葉でした。

言葉の定義としてはよくわかるのですが、実際の自分自身と事業に照らし合わせて考えてみると、何がどうなのか曖昧な部分が多いんですよね。
今回の内容は特に答えはなく、なんとなーく書いてるだけなので得られることは少ないかなと思います。笑

F本くんとの出会い

彼とはアメリカの大学で知り合い、当初は全く英語の話せない僕を何かと支えてくれトクソフィライツの設立にも多大な協力とサポートをしてくれているF本くん。

彼と最初に会ったのはワシントン州にあるEastern Washington Universityでした。ここはアジア大学の交換留学を受け入れている大学で、校内にリスが走っていたりするとんでもなく田舎にある学校です。

トレーナー界隈ではかなり有名な味の素トレーニングセンターのアスレチックトレーナーさんの母校でもありますね。

当時F本くんは僕よりも先に入学しており、外務省だったかどこかの留学プログラムで来ていました。
当時そんな制度があることも何も知らなかった僕は純粋に受験して入学を。しかしお勉強英語と実際に使われる生きた英語とでは全く違い生きていくことで精一杯の時期でした。

ある日食堂で早めの夕食を摂っていると、彼がゴリゴリのアメリカ人とともに話しかけてきてくれたのがきっかけでした。

わけわからん言語を流暢に操る彼はなーーんか鼻につくやつって印象だったんですよね笑

ただ話していると、高校生の時に起業して色々やってるすごいやつだったんです。
その後もちょくちょくと話す機会が多く、いろんなアクティビティに誘ってくれました。
残念ながら英語がからっきしだった僕は毎日学校の宿題に追われ、夜中の12時まで図書館に籠る生活だったためあまり参加できず、、、そんな中でもCloseしているサウナに夜中にこっそり忍び込んで耐久競争していたのはいい思い出です。

その後僕がカリフォルニア州の大学へ編入することになり一時期は疎遠となってしまいました。

F本くんは僕よりもずっと先に帰国し、日本の大学を卒業して就職しました。僕の編入後頃約1年半くらいは特に連絡をすることもなく。

ただなぜか帰国したタイミングで会える機会がありました。海外生活のあれこれや、大学でも思い出話に花が咲きそこからより関係が深くなり、今ではトータル約10年くらい。とても仲良くしてくれています。

トクソフィライツ設立

コロナが流行り始めた頃、僕はまだ学生でカリフォルニアのサンディエゴにいました。きっとこのまま卒業し、アメリカのヘッドコーチのやっているアーチェリークラブのコーチをやったりUSAアーチェリーやHoytとかそんなところで働くんだろうなと思っていましたが、まさかのパンデミック。
留学生が現地に残っていても高い生活費がかかるだけでいいことなんて全くなかったので帰国することに決めました。

卒業後もアメリカにいるつもりだったので、日本での就活なんてしたことない。でも働かなくては、、、という状況で、海外から見て日本のアーチェリーはもっと発展させられるなあと常々思っていたため、日本でも何かできることないだろうかと思い思い切ってF本くんに相談してみることに。
東京でコンサル会社に勤めていることを知っていたので、何かいいアドバイス貰えないかなーと正直軽い気持ちで話をしてしまいました。そこからは地獄のような日々でしたね、、、
パソコンなんてWord以外使ったことがない僕に、あれよこれよと課題を出してはダメ出しの嵐。実際に事業が始まる前に何度挫けそうになったことか、、、今だから笑って言えますが、実は最初の頃彼のことすっっっっっっごく苦手だったんです笑
だって会話のスピードも合わないし1伝えると500くらいで返ってくるし、ちょっと隠しておきたいなーと思うことまで見抜かれて正論と絶妙なメンタルケアで自分のペースを乱されまくり、、、

彼めちゃくちゃ頭がキレて優秀なんです、、、

苦手だなーと思っていても、尊敬の念はますます膨れてきました。彼との会話はいつも物事の本質を素早く見抜き、そして成長と今までとの対比をしっかりしてくれながら今後何が必要でどんな訓練をしよう、と考えて話してくれてましたので。
最高のパートナーです。

ありがたいことにトクソフィライツは今年度で4期目に入りました。不定期ですが彼と報告会をしている中で、どんなきっかけだったかは忘れてしまったのですがリーダーシップとオーナーシップの話になりました。

なんとなく知っている言葉だけど、ちゃんと違いを理解して身につけられてるのかな。

リーダーシップとは

辞書では以下の通り書かれています。

指導者としての地位任務指導

指導者としての素質能力統率力

うちのクラブでのは僕がヘッドコーチという立場なので、リーダーシップを発揮しないわけにはいきません。きっとこの言葉はよく耳にするので、なんとなく意味が掴める人もいるのではないでしょうか。

企業で言うところの社長や役員といったところでしょうか。

では、オーナーシップは?

オーナーシップ

辞書では

「ownership」とは、ある物や権利を持つこと、またはその状態を指す言葉である。ビジネス文脈では、当事者意識責任感持って取り組む態度を示すことが多い。契約書などでは、所有権権利関係明確にするために用いられる

owner」とは、ある物や権利所有している人物組織を指す言葉である。所有者は、その物権利に対して法的な権利責任を持つ。

と書かれています。

企業で言うところの株主のようなものです。

F本くんとの話の中で、絶対にオーナーシップを手放すな、と教わりました。

言っている意味はよくわかります。言葉として。

ですがまだまだ未熟な僕では本当の意味で理解したとは言えません。事業に対してのオーナーシップ。クラブに対してのオーナーシップ。そして業界に対してのオーナーシップ。色々な面でまだまだ成長していかなくてはと思います。

ダラダラと書きましたが、結論、わからないことがまだまだたくさんあるので慢心せずに頑張り続けます。

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