皆さんこんにちは!
今回のテーマは「プロセス」です。
まずは下の図をご覧ください。赤がスタート、青がゴールの位置です。
![](https://static.wixstatic.com/media/0f6ae2_7138f973002345f9b593b66cd0e2e334~mv2.jpeg/v1/fill/w_740,h_740,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/0f6ae2_7138f973002345f9b593b66cd0e2e334~mv2.jpeg)
赤を青に移動させるのにも様々な方法があります。
①
![](https://static.wixstatic.com/media/0f6ae2_7f887c27e160411ba716a010d7007ff8~mv2.gif)
②
![](https://static.wixstatic.com/media/0f6ae2_4e8b944fb80c476fb18a415b260bf4f3~mv2.gif)
③
![](https://static.wixstatic.com/media/0f6ae2_3e446d7286d24453966d7a7276a2dab4~mv2.gif)
どれでも見かけ上は赤が青の位置まで移動していますが、その途中経過は全く異なっています。
これがKSLにおけるプロセスの概念です。
最初と最後が同じでも、途中経過が異なっていれば、それぞれのタイミングにおける力の大きさも向きも異なってきます。
KSLショットサイクルではセットアップから伸びの動作まで、プロセスを経るごとに動きが少しずつ小さくなっていきます。そうすることで、最も大事なホールディング時に安定感を得ることができます。
もしも全てのプロセスを一つにまとめてしまった場合、図に示すと以下のようになります。
④
![](https://static.wixstatic.com/media/0f6ae2_ee0aa5be52874a6a91ac16ff9915416a~mv2.gif)
これでは動きを細部まで一定に保つことは非常に困難です。また大きな力をかけた直後にエイミングでサイトピンを止めるには、身体の各部に非常に強い力でブレーキをかける必要が生じてしまいます。そのため流れが止まり、クリッカーが切りづらくなってしまう、もしくはエイミングを疎かにしたまま伸びることになります。(所謂サイトを泳がせている状態)
KSLではそれぞれのプロセスに明確な定義が設けられおり、その区切りには生体力学に基づいた根拠があります。
KSLショットサイクルを導入すれば、安定したホールディングとスムーズな伸びという一見相反した二つのことを両立することができます。
是非一度、トクソフィライツのコーチングをご利用ください。