名古屋のアーチェリー教室 / ToX5ophiliteSトクソフィライツ

NEW 署名には参加しません

――ベアボウを取り巻く現状を、構造から考える――

来年度大会予定として、
ベアボウ部門が全日本ターゲット選手権大会から外れ、全日本社会人ターゲットと同日程で
「第一回ベアボウ選手権大会」として開催される案が示されています。

この件を受け、ネット上では存続を求める署名活動も始まっています。
トクソフィライツは、この署名活動に対して賛同も反対もしない中立の立場を取ります。

それは、この問題を
「外されたから戻すべきか」という感情的な二項対立で捉えること自体が、
競技の将来にとって本質的ではないと考えているからです。


全日本アーチェリー連盟の目的は何か

公益財団法人 全日本アーチェリー連盟の定款には、
同連盟が「わが国におけるアーチェリー競技会を統括し、これを代表する団体として、
アーチェリーに関する事業を行い、国民の心身の健全なる育成に寄与する」こと、
また事業内容として「競技力向上及び普及」「国内外の競技会の開催」「代表選手の選抜及び派遣」などが明記されています。

これは、全ア連が
文化団体としてすべての競技を平等に守る組織であるというより、
競技統括と代表強化を含む“管理組織”であることを示しています。


ベアボウは「管理義務の本流」にある競技なのか

ベアボウはWorld Archeryのルール上、ターゲット競技として公式に認められています。
一方で、ワールドカップやオリンピックといった国際競技成果へ直結する導線は、
現時点ではRC・CPほど明確には整備されていません。

このことから、ベアボウは全ア連にとって
国際競技成果を最大化するために必ず管理しなければならない競技カテゴリではない
という位置づけにあると整理できます。

今回の別枠化は、排除というより、
全ア連の運営管理義務の範囲を整理した判断と捉える方が現実的です。


説明なき制度変更が混乱を生んでいる

一方で、こうした大きな大会体系の変更が、
十分な説明や背景共有のないまま示されている点については、
私たちは明確に問題があると考えています。

なぜこの形になったのか。
ベアボウをどのような競技として育てたいのか。
その説明がなければ、不信や憶測が広がるのは当然です。


忘れてはならない選手の立場

もう一つ、強く感じていることがあります。
それは、一部のベアボウ選手が、
自分たちが組織の基盤や限られたリソースに支えられて競技の場を得ている立場を忘れ、
感情的な主張に傾いているように見える点です。

競技環境は、誰かの努力と制約の上に成り立っています。
その構造を理解しないまま声を上げても、建設的な議論にはつながりません。


まだ「決定」ではない

今回示されている内容は、
あくまで来年度の予定であり、現時点で最終決定ではありません。

だからこそ今は、
賛否を急ぐのではなく、
競技の将来像について説明と対話を求める段階だと考えています。


私たちの立場

トクソフィライツは、制度に賛成か反対かを叫び、代替案や未来予想図を持たない現状批判をしません。

現行の競技環境の中で、選手が成長し続けられる現場をつくることに集中し続けます。


ここまで読んでくれた方へ

全日本アーチェリー連盟の構造とベアボウの立て付けについて、理解した上で存続の署名をする方を非難しません。

むしろこのように少しでも声をあげて、競技の活性化に努めようと気概のある選手たちを応援したい気持ちもあります。

ぜひみなさんから言葉を全日本へ伝えてください。
署名はこちらから

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwzpMDqsQZXRyzMcdiDfg3SH7nRjlLKD8TN3oY5NtSd9xYRw/viewform?usp=header

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